約 4,554,039 件
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11212.html
今日 - 合計 - METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTYの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時25分39秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/mgsfaq/
「METAL GEAR SOLID FAQ @Wiki」では、「METAL GEAR SOLID」でまとわりつく、「FAQ」について取り上げて行こうと思います。 皆さんからも質問等ありましたらご連絡ください。 このサイトは Metal Gear Solid3 subsistence スレと METAL GEAR ONLINE@Wiki http //www6.atwiki.jp/snake/ を参考にしてます。 現在発売中の METAL GEAR SOLID シリーズ METAL GEAR SOLID METAL GEAR SOLID INTEGRAL METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY METAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCE METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTANCE ―岡島命的空間― http //www3.to/okajimainoti
https://w.atwiki.jp/mgspeacewalker/pages/26.html
メタルギアシリーズ一覧 年代タイトル発売日 1964 METAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER?(PS2)2004.12.16 1964 METAL GEAR SOLID3 SUBSISTENCE?(PS2)2005.12.12 1970 METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS?(PSP)2006.12.21 1974 METAL GEAR SOLID PEACE WALKER?(PSP)2010.04.29 1995 METAL GEAR?(MSX2)1987.07.12 1999 METAL GEAR2 SOLID SNAKE?(MSX2)1990.07.19 2005 METAL GEAR SOLID?(PS)1998.09.03 2007 2009METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY?(PS2)2001.11.29 2007 2009METAL GEAR SOLID2 SUBSTANCE?(PS2)2002.12.19 2014 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS?(PS3)2008.XX.XX METAL GEAR SOLID RIZING?(PS3)2010.XX.XX
https://w.atwiki.jp/clanfaf/pages/41.html
METAL GEAR SOLID 4 プレイ動画 性欲をもてあますボディーチェック なにやら再生回数がいつの間にか1万越えていました。 どうしてこんなに再生されているんだろう?一番適当に作ったのに。 調べてみるとこのような感じでした↓ (2011/01/09 現在) この動画にたどり着いた経緯がうかがえます・・・。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1777.html
METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/669.html
METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり)因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
https://w.atwiki.jp/amaterasu/pages/121.html
METAL GEAR SOLIDシリーズと魔法先生ネギま!のクロスオーバー。 キャラ紹介はこちら http //www30.atwiki.jp/otukat/pages/1.html Episode 0「プロローグ」 Episode 1「眠っていた赤狐」 Episode 1「眠っていた赤狐」Part2 Episode 1「眠っていた赤狐」part3
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1779.html
METAL GEAR SOLID 3 ・1レス要約版:part12-21 ・要約版2-要約スレpart2-792 ・詳細版part12-6~20 21 MGS3、1レスあらすじ ◆l1l6Ur354A sage 05/02/0122 41 45ID TbkPD5eL 1964年、ネイキッド・スネークは、ソ連に亡命した「ザ・ボス」の暗殺任務を受ける。 ザ・ボスとは、第二次世界大戦で多大な活躍をした偉大なる女性、 スネークを10年かけて兵士に育て上げた師匠であり、スネークの分身とも言えるかけがえのない存在。 そのザ・ボスがアメリカを裏切り、ソ連に亡命。 ボスが入った組織は、ボスが持ちこんだアメリカ製小型核砲弾をソ連政府の施設に発射。 ソ連は、アメリカにザ・ボスの暗殺を要請してきた。 しかもボスの暗殺ができなければ、アメリカに報復すると宣言。 任務が失敗すれば世界は全面核戦争に突入する。 スネークは苦悩しつつも、見事ザ・ボスの抹殺を完了させ、アメリカに戻った。 そしてスネークは真実を知る。 ザ・ボスは任務でソ連に潜入した。つまり亡命はアメリカの仕組んだ偽装亡命。 しかし、潜入した組織のリーダーが、亡命の手土産だった小型核砲弾を 実際に使用してしまった。これは構想外の出来事だった。 そして国家間の大問題に発展。アメリカはザ・ボスに新たな指令を出した。 ザ・ボスに下された指令とは、アメリカが送り込んだ愛弟子のスネークに殺される事。 アメリカに戻る事も、自決も、逃げる事も許されない。ソ連に亡命した重大犯罪者として殺されること。 ザ・ボスはその最後の任務を全うしたのだ。 スネークはアメリカに英雄として迎え入れられ、ボスの名称を継いだ。 大統領は、ザ・ボスの上を行く「ビッグボス」の名称を、彼に与えた。 792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 10 51 00 ID 2XxzNT3bO メタルギアソリッド3 米ソ冷戦真っ只中の60年代、1、2の主人公であるスネークのクローン元であるネイキッドスネークは、ソ連側にスパイとして潜り込むが、元上司であるザ・ボスの裏切りにより、大ケガをおい一時本国に撤退。 その後、ネイキッドスネークはもう一度ソ連側に潜り込み、スパイ活動とザ・ボスの暗殺とメタルギアの破壊をやり遂げる。 しかし、最後の最後になって実はザ・ボスは裏切り者でも何でも無く、むしろ国のためにわざと汚名を着せられ自殺も逃げる事も許されずにネイキッドスネークに黙って殺されて死ぬように国から命令を受けていた真の愛国者だった事が判明。 真の愛国者でありながら、国にいいようにもてあそばれたザ・ボスの墓の前で、ネイキッドスネークは静かに黙祷と敬礼を捧げながら、真の戦士達の安住の地の確立と、ビッグボスの称号を受け継ぐ決意を固めたのでしたとさ。 終。 6 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 13 30 ID TbkPD5eL 先に長いストーリーを書き込みます。今回はちょい短めに区切るので15レス程度。名前欄は「MGS3◆l1l6Ur354A」 最後に1レスのみの短いストーリーを書きます。名前欄は「MGS3、1レスあらすじ◆l1l6Ur354A」 NGワードにするなり、レス抽出して好きな方を読むなり、お好きにドゾ。 人物紹介、用語解説はしません。ある程度の説明は文章内でしてありますが、 個別に欲しい人はメタルギアの公式を見てください。 7 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 15 34 ID TbkPD5eL 1964年8月。CIAの隠密部隊 FOX の一員、スネークに指令が下る。 任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。 ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。 しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。 ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。 アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。 ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。 身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。 まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。 スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。 ・ヴァーチャスミッション開始 スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。 そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、 スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。 無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。 ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。 そしてボスは『任務』について、こう語った。 「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」 8 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 17 25 ID TbkPD5eL 厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。 スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。 ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。 そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、 完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。 フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。 フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。 ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。 「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」 監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。 そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。 迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。 ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。 スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。 スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。 「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」 「いい…センス…?」失神するオセロット。 9 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 18 49 ID TbkPD5eL 橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。 「ボス!なぜここに?」 「…私はソ連へ亡命する」 荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。 シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。 GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。 GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。 ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」 コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。 ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。 ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。 スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。 「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。 が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。 激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。 ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。 そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、 ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。 「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。 10 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 20 59 ID TbkPD5eL ・スネークイーター作戦 政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、 アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。 しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、 完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。 『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。 できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。 加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。 それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、 ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。 スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。 今回の主な任務は三つ。 ・ソコロフの奪還 ・新型核兵器シャゴホッドの破壊 ・ザ・ボスの暗殺 コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。 ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。 NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。 その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。 スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。 途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。 「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」 ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。 「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。 11 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 22 58 ID TbkPD5eL 待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。 「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、 豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。 EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。 まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。 一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。 オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。 ・・・なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。 GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。 ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。 ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。 EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。 しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。 その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。 グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。 大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、 二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。 シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、 ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。 その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。 12 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 24 04 ID TbkPD5eL EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、 山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。 S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。 「スネーク、人を好きになったこと、ある?」 「他人の人生に興味を持ったことは無い」 「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」 執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。 「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」 「そんなザ・ボスを、殺せるの?」 黙りこくるスネーク。 山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。 会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。 進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。 省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。 また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、 スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。 暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。 13 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 25 26 ID TbkPD5eL GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。 EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。 EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。 ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。 ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、 核兵器の開発を強要され、政治の道具にされ、家族と引き離された。 アメリカに行っても兵器開発を強要されるならシベリア送りになったほうがいい、と言い出す。 そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。 ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。 手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。 部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。 「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」 ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、 スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。 「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」 ボスが拷問室に入ってきた。 ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。 最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。 ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。 スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。 「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。 スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。 バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。 14 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 27 36 ID TbkPD5eL 気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。 鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。 その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。 しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。 スネークは流れの緩やかな下流まで流された。 そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。 あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。 これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。 武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。 そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。 スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。 どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。 無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。 ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。 ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。 二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。 EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。 ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。 失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。 蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。 つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。 その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。 スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。 15 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 30 07 ID TbkPD5eL ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。 EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。 これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。 この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。 全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。 GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。 だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。 スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、 20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。 彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」 スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。 シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。 そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。 EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。 ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。 「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。 ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。 先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。 それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。 終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。 その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、 徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。 その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。 ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。 ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた… 16 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 33 48 ID TbkPD5eL ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。 受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。 オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。 オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。 (関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて~二人をとめて~でした) にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。 ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。 だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。 爆薬が見つかった。 GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。 なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。 倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場! すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。 「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」 一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。 瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。 ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。 二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。 EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。 あと一つ残る任務は、ボスの抹殺… スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。 17 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 35 27 ID TbkPD5eL ついにボスとの対決の時が来た。 咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。 「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」 ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。 ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。 初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。 1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。 その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。 時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。 そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。 宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。 ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。 「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。 舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そしてスネークの勝利で終わった。 「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い… 生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」 ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。 スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。 長い沈黙と時間が過ぎた。 銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。 18 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 37 07 ID TbkPD5eL ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。 オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。 スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ) ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。 オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。 EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。 ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。 誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。 このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。 そしてふたりはセックル。 朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。 おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。 テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。 “私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。 ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。 本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。 私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。 これで中国も核を持つ事ができる。 本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった… あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから… …中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。 大戦前ボスはそこで教官をしていた。 だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。 ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を… 真実を伝えるため…” 「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。 19 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 38 15 ID TbkPD5eL “いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。 ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。 ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。 しかし思いもよらない出来事が起きた。 ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。 そして作戦は大きく加筆、修正された…” スネークはアメリカに英雄として迎えられた。 そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。 穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。 “ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。 生還は許されなかった…自決も許されない。 あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、 それが、彼女に課せられた責務。 彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる… アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。 それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!” カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。 しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。 ようやくスネークは握手に応じた。 スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。 “あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…! 自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した… 全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ” スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。 そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。 “これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、 彼女の帰還報告(デブリーフィング)… 彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!” 20 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 39 50 ID TbkPD5eL 1964.10.15 フルシチョフ解任。プレジネフが共産党第一書記に。 1964.10.16 中国、タクラマカン砂漠で原爆実験に成功 1968 EVA、ハノイで消息不明 1970 ゼロ少佐はFOXを解散 1970 アメリカ 残りの遺産を入手、米国「賢者達」は「愛国者達」と改名 1971 ビッグボスはゼロ少佐の意思を継いで、「FOX」を元に「FOXHOUND」部隊を設立。 1972 恐るべき子供達計画ビッグボスの子供達、生まれる ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと話している声が流れる。 「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。 …フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。 …これからはあなた方の時代です、KGB局長」 電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。 「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。 中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。 シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。 それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。 …はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。 …ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER END
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/670.html
METAL GEAR SOLID 3 ・1レス要約版:part12-21 ・要約版2-要約スレpart2-792 ・詳細版part12-6~20 21 MGS3、1レスあらすじ ◆l1l6Ur354A sage 05/02/0122 41 45ID TbkPD5eL 1964年、ネイキッド・スネークは、ソ連に亡命した「ザ・ボス」の暗殺任務を受ける。 ザ・ボスとは、第二次世界大戦で多大な活躍をした偉大なる女性、 スネークを10年かけて兵士に育て上げた師匠であり、スネークの分身とも言えるかけがえのない存在。 そのザ・ボスがアメリカを裏切り、ソ連に亡命。 ボスが入った組織は、ボスが持ちこんだアメリカ製小型核砲弾をソ連政府の施設に発射。 ソ連は、アメリカにザ・ボスの暗殺を要請してきた。 しかもボスの暗殺ができなければ、アメリカに報復すると宣言。 任務が失敗すれば世界は全面核戦争に突入する。 スネークは苦悩しつつも、見事ザ・ボスの抹殺を完了させ、アメリカに戻った。 そしてスネークは真実を知る。 ザ・ボスは任務でソ連に潜入した。つまり亡命はアメリカの仕組んだ偽装亡命。 しかし、潜入した組織のリーダーが、亡命の手土産だった小型核砲弾を 実際に使用してしまった。これは構想外の出来事だった。 そして国家間の大問題に発展。アメリカはザ・ボスに新たな指令を出した。 ザ・ボスに下された指令とは、アメリカが送り込んだ愛弟子のスネークに殺される事。 アメリカに戻る事も、自決も、逃げる事も許されない。ソ連に亡命した重大犯罪者として殺されること。 ザ・ボスはその最後の任務を全うしたのだ。 スネークはアメリカに英雄として迎え入れられ、ボスの名称を継いだ。 大統領は、ザ・ボスの上を行く「ビッグボス」の名称を、彼に与えた。 792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 10 51 00 ID 2XxzNT3bO メタルギアソリッド3 米ソ冷戦真っ只中の60年代、1、2の主人公であるスネークのクローン元であるネイキッドスネークは、ソ連側にスパイとして潜り込むが、元上司であるザ・ボスの裏切りにより、大ケガをおい一時本国に撤退。 その後、ネイキッドスネークはもう一度ソ連側に潜り込み、スパイ活動とザ・ボスの暗殺とメタルギアの破壊をやり遂げる。 しかし、最後の最後になって実はザ・ボスは裏切り者でも何でも無く、むしろ国のためにわざと汚名を着せられ自殺も逃げる事も許されずにネイキッドスネークに黙って殺されて死ぬように国から命令を受けていた真の愛国者だった事が判明。 真の愛国者でありながら、国にいいようにもてあそばれたザ・ボスの墓の前で、ネイキッドスネークは静かに黙祷と敬礼を捧げながら、真の戦士達の安住の地の確立と、ビッグボスの称号を受け継ぐ決意を固めたのでしたとさ。 終。 6 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 13 30 ID TbkPD5eL 先に長いストーリーを書き込みます。今回はちょい短めに区切るので15レス程度。名前欄は「MGS3◆l1l6Ur354A」 最後に1レスのみの短いストーリーを書きます。名前欄は「MGS3、1レスあらすじ◆l1l6Ur354A」 NGワードにするなり、レス抽出して好きな方を読むなり、お好きにドゾ。 人物紹介、用語解説はしません。ある程度の説明は文章内でしてありますが、 個別に欲しい人はメタルギアの公式を見てください。 7 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 15 34 ID TbkPD5eL 1964年8月。CIAの隠密部隊 FOX の一員、スネークに指令が下る。 任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。 ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。 しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。 ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。 アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。 ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。 身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。 まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。 スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。 ・ヴァーチャスミッション開始 スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。 そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、 スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。 無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。 ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。 そしてボスは『任務』について、こう語った。 「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」 8 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 17 25 ID TbkPD5eL 厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。 スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。 ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。 そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、 完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。 フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。 フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。 ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。 「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」 監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。 そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。 迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。 ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。 スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。 スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。 「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」 「いい…センス…?」失神するオセロット。 9 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 18 49 ID TbkPD5eL 橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。 「ボス!なぜここに?」 「…私はソ連へ亡命する」 荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。 シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。 GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。 GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。 ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」 コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。 ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。 ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。 スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。 「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。 が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。 激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。 ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。 そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、 ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。 「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。 10 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 20 59 ID TbkPD5eL ・スネークイーター作戦 政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、 アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。 しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、 完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。 『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。 できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。 加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。 それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、 ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。 スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。 今回の主な任務は三つ。 ・ソコロフの奪還 ・新型核兵器シャゴホッドの破壊 ・ザ・ボスの暗殺 コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。 ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。 NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。 その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。 スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。 途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。 「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」 ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。 「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。 11 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 22 58 ID TbkPD5eL 待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。 「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、 豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。 EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。 まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。 一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。 オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。 ・・・なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。 GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。 ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。 ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。 EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。 しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。 その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。 グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。 大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、 二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。 シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、 ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。 その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。 12 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 24 04 ID TbkPD5eL EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、 山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。 S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。 「スネーク、人を好きになったこと、ある?」 「他人の人生に興味を持ったことは無い」 「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」 執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。 「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」 「そんなザ・ボスを、殺せるの?」 黙りこくるスネーク。 山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。 会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。 進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。 省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。 また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、 スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。 暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。 13 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 25 26 ID TbkPD5eL GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。 EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。 EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。 ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。 ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、 核兵器の開発を強要され、政治の道具にされ、家族と引き離された。 アメリカに行っても兵器開発を強要されるならシベリア送りになったほうがいい、と言い出す。 そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。 ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。 手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。 部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。 「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」 ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、 スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。 「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」 ボスが拷問室に入ってきた。 ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。 最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。 ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。 スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。 「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。 スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。 バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。 14 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 27 36 ID TbkPD5eL 気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。 鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。 その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。 しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。 スネークは流れの緩やかな下流まで流された。 そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。 あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。 これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。 武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。 そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。 スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。 どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。 無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。 ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。 ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。 二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。 EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。 ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。 失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。 蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。 つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。 その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。 スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。 15 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 30 07 ID TbkPD5eL ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。 EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。 これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。 この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。 全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。 GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。 だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。 スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、 20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。 彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」 スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。 シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。 そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。 EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。 ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。 「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。 ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。 先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。 それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。 終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。 その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、 徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。 その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。 ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。 ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた… 16 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 33 48 ID TbkPD5eL ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。 受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。 オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。 オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。 (関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて~二人をとめて~でした) にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。 ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。 だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。 爆薬が見つかった。 GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。 なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。 倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場! すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。 「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」 一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。 瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。 ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。 二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。 EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。 あと一つ残る任務は、ボスの抹殺… スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。 17 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 35 27 ID TbkPD5eL ついにボスとの対決の時が来た。 咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。 「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」 ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。 ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。 初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。 1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。 その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。 時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。 そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。 宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。 ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。 「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。 舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そしてスネークの勝利で終わった。 「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い… 生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」 ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。 スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。 長い沈黙と時間が過ぎた。 銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。 18 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 37 07 ID TbkPD5eL ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。 オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。 スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ) ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。 オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。 EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。 ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。 誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。 このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。 そしてふたりはセックル。 朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。 おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。 テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。 “私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。 ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。 本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。 私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。 これで中国も核を持つ事ができる。 本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった… あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから… …中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。 大戦前ボスはそこで教官をしていた。 だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。 ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を… 真実を伝えるため…” 「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。 19 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 38 15 ID TbkPD5eL “いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。 ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。 ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。 しかし思いもよらない出来事が起きた。 ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。 そして作戦は大きく加筆、修正された…” スネークはアメリカに英雄として迎えられた。 そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。 穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。 “ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。 生還は許されなかった…自決も許されない。 あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、 それが、彼女に課せられた責務。 彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる… アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。 それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!” カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。 しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。 ようやくスネークは握手に応じた。 スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。 “あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…! 自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した… 全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ” スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。 そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。 “これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、 彼女の帰還報告(デブリーフィング)… 彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!” 20 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 39 50 ID TbkPD5eL 1964.10.15 フルシチョフ解任。プレジネフが共産党第一書記に。 1964.10.16 中国、タクラマカン砂漠で原爆実験に成功 1968 EVA、ハノイで消息不明 1970 ゼロ少佐はFOXを解散 1970 アメリカ 残りの遺産を入手、米国「賢者達」は「愛国者達」と改名 1971 ビッグボスはゼロ少佐の意思を継いで、「FOX」を元に「FOXHOUND」部隊を設立。 1972 恐るべき子供達計画ビッグボスの子供達、生まれる ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと話している声が流れる。 「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。 …フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。 …これからはあなた方の時代です、KGB局長」 電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。 「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。 中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。 シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。 それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。 …はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。 …ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER END
https://w.atwiki.jp/timeattack/pages/294.html
【PS2】METAL GEAR SOLID 2 このタイトルは現在2つの記録方法が存在します。 タンカー編 NEW GAMEを選択したとこからリザルト画面まで 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 10 38 2010/05/29 K.M 難易度EX リザルト10 26 No.2 27 20 2008/05/19 ユエル なんとか30分以内に行けました タンカー編 DOGTAGコンプリート NEW GAMEを選択したとこからリザルト画面まで クリア後、データを新規ファイルにセーブしてドッグタグを確認し、 コンプできていた場合、そのタイムを認めるものとする 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 17 30 2011/09/28 K.M リザルト17 31 称号BB準拠